ぎっくり腰の原因と症状

腰の痛みを和らげる運動を知る前に、まずはご自身の腰の状態と向き合う事が必要です。今回は、ぎっくり腰の原因と症状について説明します。

さて、ぎっくり腰という言葉は良く聞きますが、実はこの「ぎっくり腰」という言葉は正式な病名ではありません。正式名称は「急性腰痛症」と言います。

重い物を持ち上げた瞬間になってしまうというイメージがありますが、実はそんなこともなく、ごくごく軽い物を持ち上げた時に突然襲われる事が多いです。これは、ギックリ腰の原因が「腰への負担の積み重ね」であるからと言われています。日々の生活で腰椎に負担が掛かっていて、何らかのきっかけでぎっくり腰になってしまうわけです。

ぎっくり腰になると、立ち上がれないほどの激痛や、腰から下が抜けてしまったような感覚に襲われます。もしもなってしまった場合は、頑張って動こうとせず、その場で暫く安静にしてください(動きたくても動けない痛みですが)。その後2〜3日間安静にし、整形外科や整体などに行くと良いでしょう。

また、ぎっくり腰の原因は日々の生活の積み重ねという説明をしましたが、現代人はデスクワークなどで長時間同じ姿勢をしがちです。また、最近では学生さんでもぎっくり腰になるケースが多いようです。私の友人は21歳の頃にぎっくり腰になりました。まさに現代病です。

ぎっくり腰予防の為にも日頃から適度に運動やストレッチをしたり、整体やカイロプラクティックに通い体の歪みを正すメンテナンスなどをする事が望まれます。